血友病Bは、出血すると血が止まりにくい疾患で、出血への不安からアクティブな活動を控える必要があるなど、日常生活に様々な制約をきたす疾患です。関節での出血は痛みを伴う場合があり、繰り返すと完治しづらい関節症にもつながります。出血を未然に防ぐために、現在では、定期的に薬剤投与して不足している血液凝固因子を補い、その活性を維持する定期補充療法が一般的に行われています。
血友病Bの治療は進歩を続けており、出血をしっかりと抑えつつ少ない注射回数で日々の負担を軽くできるようになってきています。CSLベーリングは、今回のキャンペーンを通じて、それぞれの血友病Bの患者さんが望む大切な未来を実現できるよう応援してまいります。
スローガンは「Better life together 次の一歩を、いつも軽く。」
キャンペーンでは、スローガンとして「Better life together 次の一歩を、いつも軽く。」を掲げ、“好きな時に、好きなことを、好きなだけ”、そんな大切な未来を実現するために、患者さんやご家族、医療従事者とのより良いコミュニケーションに貢献してまいります。
■ 患者さんと医療従事者のより良いコミュニケーションへの貢献めざし新規ウェブサイト開設
まずは、血友病Bの患者さんに向けた新たなウェブサイトの立ち上げを予定しています。ウェブサイトでは、治療状況に関する最新の全国アンケート結果を交えた血友病B治療の紹介や、診察のときに患者さんご自身で希望を伝えることができるセルフチェックをご紹介します。患者さんやそのご家族が、医療従事者との相互理解のもと、治療の選択に役立つ情報をお届けできるよう、コンテンツを順次、拡充していきます。
本サイトの公開に先立ち、6月29日に、予告編となるウェブサイト(URL:https://csl-info.com/dowhatyouwant/)を公開いたしました。
■ 人気漫画「はたらく血小板ちゃん」とコラボし疾患啓発
体内細胞を擬人化したキャラクターが活躍する、アニメ化もされている人気漫画「はたらく細胞」のスピンオフ作品「はたらく血小板ちゃん」とタイアップし、疾患啓発活動を進めてまいります。「はたらく血小板ちゃん」は、血小板をちいさな女の子に擬人化した「血小板ちゃん」の日常や仕事ぶりを描いた作品です。
【血友病Bについて】
血友病B(血液凝固第IX因子欠乏症)は、遺伝性の出血性疾患で、血液凝固第IX因子の欠乏または機能低下のため止血に時間がかかり、関節、筋肉、または内臓での自然出血といった症状等がみられます。血友病Bはほとんどが男性にみられる疾患で、国内の統計では男性10万人に対し1~2人の割合で発病し、患者数は約1000名です[1]。血友病の治療は、定期的に薬剤投与することで血液凝固因子の活性を維持して出血を未然に防ぐ定期補充療法が一般的に行われています。
【「はたらく血小板ちゃん」について】
日々体内で働いている血小板たちのドラマを描 いた体内細胞擬人化ファンタジー。原作:柿原優子氏、漫画:ヤス氏。監修は「はたらく細胞」原作者の清水茜氏。 2019 年より『月刊少年シリウス』(講談社)で連載中。最新刊4巻が2021年6月に発売されました。
【CSLベーリング株式会社(日本法人)について】
CSLベーリング株式会社は、生物学的製剤のグローバル企業であるCSLベーリング(本社アメリカ)の日本法人です。免疫・希少疾患領域、救命救急・止血領域、及び血友病領域を主要領域としています。
2016年には血友病領域に参入し、遺伝子組換え血友病B治療薬を上市しました。血友病領域では、さらに、2017年12月に遺伝子組換え血友病A治療薬を発売しました。
2017年9月には、ビタミンK拮抗薬療法時の出血傾向を抑制する、静注用人プロトロンビン複合体製剤を発売しました。
2019年3月には20%皮下注用人免疫グロブリン製剤が、「慢性炎症性脱髄性多発根神経炎の運動機能低下の進行抑制(筋力低下の改善が認められた場合)」を効能又は効果として、適応追加の承認を取得しました。2019年3月に10%液状静注用人免疫グロブリン製剤が、「慢性炎症性脱髄性多発根神経炎の筋力低下の改善」と「慢性炎症性脱髄性多発根神経炎の運動機能低下の進行抑制(筋力低下の改善が認められた場合)」を効能又は効果として製造販売承認を取得し、2020年2月には無又は低ガンマグロブリン血症の適応追加も承認されました。
日本において生物学的製剤を専門とする企業として設立以来歩みを重ね、2020年で20周年を迎えました。CSLベーリングは、今後とも日本の医療に、ひいては患者さんやご家族の生活の質の更なる向上に貢献してまいります。
https://www.cslbehring.co.jp
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お問い合わせ先
CSLベーリング株式会社 コーポレート コミュニケーション
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